昨日に引き続き、長野のおすすめスポットをご紹介します。
今日は第3弾!【松本・安曇野編】です。
五重天守の松本城と安曇野の日本一広いわさび農場に行ってきたので、今日も写真多めでお伝えしま~す!
「国宝 松本城」現存する日本最古の五重天守へ
こんにちは。たま子です。
昨日は小諸の「布引いちご園」をご紹介しましたが、いちごをたらふく食べた後、「一風堂」のラーメンが食べたくなって、小諸から松本に移動しました。
【関連記事】
|
せっかく初めて松本に来たのだから、ラーメンだけじゃもったいない!松本城くらい見たい!と観光に全く興味のない旦那様を横目にいざ、松本城天守へ行ってきました♪
こちら松本城の門を入ったところ。
松本城って国宝なんですね。「所有者」が「国(文部科学省)」と書いてありました。
でも、残念なことに世界遺産の認定はまだなんだそうです。売店の前に「世界遺産の認定を目指してます!」と書かれていました。
初めてお目にかかった松本城。立派です。
天守は外から見ると五重天守に見えますが、内部は六階になっています。
この天守は観覧料を支払えば誰でも6階まで登ることが出来ます。観覧料は610円なり。
せっかく来たのだから当然登ってみましたよ♪
こちらが入り口側から見た松本城。
中は当たり前ですが、エスカレーターなどはありません。6階まで全部階段で上がります。
この階段がすごく高くて急で細くて…。なんとも上りずらい。敵が上がってこれないように…とか何か理由があるのでしょうが、着物を着てこの階段を上がったり下ったりするのはさぞかし大変だっただろうな~なんて思いながらえっちらおっちら上がっていきました。
松本城は鉄砲での攻撃を想定して作られた城だそうで、天守内にはこういった大砲や火縄銃などの展示が多数ありました。
こういうの、興味ある方にはたまらないんでしょうね~。たま子さんは全く興味なしで「猫に小判、豚に真珠」でございます。
階段を上っている途中に撮った一枚。こんな感じで壁がなく、ふきっさらしです。
こんなところで寒くなかったんでしょうか?
え?そもそも天守閣ってお殿様が住むところ?闘うところ?
歴史に疎いたま子さん、何だか次々疑問が沸き上がってきました。
これってもしかして常識?知らないと恥ずかしい?
そもそも天守とは?!
調べてみると、天守(てんしゅ)とは、「日本の戦国時代以降の城に建てられた象徴的な建造物の名称」なんだそうです。
つまり、お城全体を天守というわけではなく、城のうちの中心的な建物のことを指すということ。
天守が初めて建てられたのは織田信長の安土城だと言われているようです。(ただし、天守のような象徴的な建物が安土城以前にまったくなかったわけではないようです。)
その安土城や大坂城(豊臣秀吉)などは住居を兼ねていたそうですが、江戸時代を通して天守が居住空間として使用された例は少ないんだそうです。
姫路城や熊本城などの江戸時代初期までに建てられた天守内には、井戸を伴う台所や便所、畳敷きの部屋などがあった例もあるようですが、城主は本丸や二ノ丸、三ノ丸などに建てられた「御殿」で生活を行い、「天守」は物置として利用されることが多かったとか。
へ~そうなんだ!私はてっきり、「天守閣=お城=お殿様の住居」なのかと思ってた!キャー恥ずかしい!バカ丸出し?!
天守閣は、軍事目的ではなく、あくまで権力や威厳を示すためのものだったそうで、信長は、当時の権威を誇示するために、立派な安土城を作り、安土城以降、江戸初期にかけて各大名たちはこぞって、天守閣を作ったんだそうです。
ちなみに「天守閣」ってよくいいますけど、松本城には「松本城天守」と書かれていました。
「天守と」「天守閣」って何が違うの?と思ったら、「天守閣」は明治時代につけられた俗語で、正式名称は「天守」なんだそうです。
松本城天守からの眺め。400年余前の景色はもっときれいだったんでしょうな~。
お堀には白鳥が2羽、仲良く泳いでいましたよ♡
安曇野「大王わさび農場」は水も広さも日本一!
松本城を上り下りしたおかげで、イチゴで膨れたお腹も大分こなれてきたので、「一風堂 松本店」にて、ラーメン&餃子を平らげ、安曇野に移動しました。
う~ん、どこに行っても山だらけ!
安曇野といえば「わさび」。日本一広大なわさび田がある「大王わさび農場」は年間120万人が訪れる安曇野の一大観光スポットです。
場内の散策MAPの隣に「本わさびソフトクリーム」ののぼりが!!これ、ここの名物だそうです。
私たちはさすがにお腹がはちきれそうだったので食べれませんでしたが、後日、学校のクラスメイトに聞いたら、「美味しい」という人と「いまいち」という人に分かれました!
「わさび漬の体験工房」や「大王神社」なるものもありました!
「大王わさび農場」の「大王」はこの「大王神社」からきてるそうです。
わさびは、実は長野県が生産量全国1位(平成27年農林水産省「特用林産物生産統計調査」)。しかも、その9割が安曇野産なんだそうです。
安曇野市の穂高地区には100以上のわさび田があるそうですが、その中でも「大王わさび農場」は4万5,000坪の面性を誇る日本一広大なわさび田です。
わさびに最も大事なのは、山中でじっくりと養分をとり込んだ北アルプスの豊富な雪解け水。
安曇野市内は1日70万tもの地下水があらゆる場所で湧き出ていて、「大王わさび農場」だけでも1日12万t物地下水が湧出しているそうです。
湧水の年間平均水温は13度。なんと真夏でも15度を超えることはないそうです。
安曇野ではこの豊富な湧水と機構を生かし、約100年も前からわさびが栽培されていたそうです。
安曇野の水は環境省の「名水百選」にも認定されていて、日本一に選ばれたそうです。
水場のところに「水かけ親子ガエル」なるものが!
「子ガエル」に水をかけてあげると「若返る」と書いてあったので、い~っぱいお水をかけてあげました♪
行楽日和の日曜日でしたが、行った時間が遅かったせいか、そんなに混雑はしておらず、のんびりきれいな景色を楽しむことが出来ました。
入り口の横には売店があり、わさびにまつわるお土産がずらり。「わさびの花」も販売していました。
わさびの花って小さくて可愛らしい。見たの初めてかも。
もちろん獲れたて新鮮わさびもあります。我が家では3本1,000円のわさびとわさびの花を購入。
クラスメイトへのお土産用に「ワサビ豆」を購入しましたが、これが「おいしい!」と評判でしたよ。
「大王わさび農場」は広大で、他にももっと沢山見どころがあるようですが、小諸と松本に行った帰りに立ち寄ったので、今回はあまりゆっくり見て回ることが出来ませんでした。
ヒノキや桜の木でお箸を作ることが出来る施設もあるそうなので、是非またゆっくり訪れたいな~と思いました。
詳細はこちらからどうぞ→「大王わさび農場」の公式ホームページ
【レシピ】大王わさび農場直伝!ワサビの花の食べ方
新鮮なわさびとわさびの花を手に入れたので、早速、家に帰ってお蕎麦と一緒に頂きました♪
ワサビの花の食べ方はお店の方が「レシピ」をくれたので、その通りにやってみました。
まずは、材料を食べやすい長さに切り、少量の塩を振って軽く揉みます。その際、極少量の砂糖を加えると、あくが取れて絡みが増すそうです。
材料がひたひたになるくらいの熱湯を注ぎます。
きっちり蓋をして、そのまま冷めるまでおきます。
冷めたら軽く絞って、しょう油をかけて出来上がり♡
ワサビの香りがツーンとして、ほのかにワサビの辛みが広がります。
今日の主役のわさびと共に。
生のおろしたての生のわさびは本当に香りが良いですね。辛みはそんなに強くないですが、一度にたくさん食べるとやっぱり涙が出ますのでほどほどに。
小諸、松本、安曇野と、一日でダーッと回ったので、次回はもうちょっとゆっくり散策したいな~と思いますが、旦那様と二人、楽しくておいしい一日が過ごせました。
長野あたりで遊びに行きたいな~と思われている方は是非一度、足を運んでみてくださいね。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
たま子
【関連記事はこちら♡】 |