この度、我が家では「炊飯器」を買い替えることになりました。
が、しかし!
炊飯器ってい~っぱい種類があってどれを選べばいいのかわからない!!
というわけで、炊飯器を買うなら知っておきたい「炊飯器の選び方」を色々調べてみました。
どれがいいのかわからない!
そもそも炊飯器の種類って何でこんなにいっぱいあるの?
そんな悩みを解消します!
今日は失敗しない炊飯器の選び方と、我が家が選んだ「玄米が美味しく炊ける炊飯器」もご紹介しま~す。
目次
炊飯器の内釜が剥げた!コーティング剤って食べても大丈夫?修理もできるの?
我が家の炊飯器は10年以上頑張ってくれていましたが、最近、内釜のコーティングが剥がれてきてしまいました。
まだお米を炊くことは十分できるので買い替えるのももったいないかな~と思いましたが、なんかご飯と一緒にそのコーティング剤を食べてるような気がして…。
そもそもコーティング剤って食べちゃっても大丈夫なんでしょうか?!
と思って調べてみました。
内釜の表面はフッ素加工がされていてそれが剥がれてくるわけですが、フッ素は体内に入ってもそのまま排出されるので人体に影響はないそうです。
また、フッ素は300℃にならないと溶けないので、通常の炊飯では100℃ちょっとの温度なので、炊飯中にフッ素が溶け出すということもないそうです。
う~ん、人体に影響がないならもうちょっと使っててもいいかな~とも思いましたが、やっぱりなんとなくね…。ちょっと気分よく食べられない気がして。
また、内釜がはがれると、ご飯の炊きあがりにムラが出来たりして、やっぱり美味しく炊けなくなる原因にもなるようです。
内釜だけ買い換えるのもありかなと思い調べてみると、各メーカーのホームページなどから内釜だけ購入することが出来ましたが、結構高いんですよね~。
圧力IH用の釜だと、それだけで2万円近くしたりします。
普通の圧力IHじゃないものでも6,000円とか。
で、色々調べていてこんなのも見つけました。
買い替えではなく、フッ素コーティングをし直すという方法。
メーカーではやってくれませんが、「センテック」という専門業者があります。
加工代は2,000円前後で、仕上がりは新品のようになって返ってくるみたいです。
ただし、修理に2週間前後かかるので、それまで炊飯器は使えません💦
どうしても金銭的に今は余裕がないな~という時はコーティング修理というのもありだと思います。
が、うちの炊飯器は10年以上で保温機能もたまにおかしくなってしまう時もあるため、本体もそれなりに劣化してると判断し、今回は思い切って買い替え決定です!
買う前に知っておきたい失敗しない炊飯器の選び方
炊飯器を購入すべく、いつものごとく、近所のヤマダ電機へ旦那さまと買い物へ。
いや~炊飯器ってほんといっぱいあるんですね~。
値段も1万円前後から10万くらいするものまでピンキリ!
こりゃあ、どれを選んだらいいのだ~ということで、結局その日は買えませんでした。
で、自宅に戻って、色々検索してみたのですが、良い評判の炊飯器もいっぱいあって、調べるのも一苦労。
そこでヤマダ電機さんにも炊飯器の種類や特徴がまとめて書かれていたので、ネットで調べたこととあわせて、「炊飯器を選ぶときに知っておきたい事」をまとめてみました。
加熱方式は大きく分けて3種類!
家庭用炊飯器の加熱方式には、大きくわけて次の3つの種類があります。
・IH炊飯器
・IH圧力炊飯器
・マイコン炊飯器
加熱方式の違いでご飯をおいしく炊く能力と価格も大きく変わってきます。
【それぞれの炊飯器の特長とポイント】
ふっくらもちもち感 | 保温性能 | 本体価格 | 特徴 | |
圧力IH | ★★★★★ | ★★★★★ | 高 | 圧力により沸点を高め短時間で炊き上げる圧力炊飯と、電磁力による「IH」の加熱を組み合わせた方式。 芯まで水分が浸透する為、ご飯が冷えても比較的もちもちで玄米をやわらかく炊ける機種も多い。価格が高い。 |
IH | ★★★★ | ★★★★ | 安~高 | 電気を使った加熱方法で、無駄なく強い火力でごはんを炊くことができる。お釜全体にむらなく熱を伝え 保温機能も優れている機種が多い。現在の主流タイプ。機能により価格も様々。迷ったらこのタイプから探すのがおすすめ。 |
マイコン | ★★ | ★ | 安 | 底のヒーターから釜に熱を伝える。熱の強さはIHに比べて劣る。硬めのご飯が好きな人には◎保温機能✖ 価格が安い。 |
「圧力IH」と「IH」の違いは?
「圧力IH」と「IH」の2つの加熱方式の大きな違いは、圧力による沸点の違いです。
一般に、圧力が高いほど粘りのあるもっちりとしたご飯に、圧力が低いと粒感のあるシャッキリとした食感に仕上がる傾向にあるんだそうです。
「圧力IH」は内釜に圧力を加えることにより沸点を変えることができ、米の芯までしっかりと熱が通りやすくなります。
もっちりとしたご飯が好きか、粒感のあるシャッキリとした食感が好きか、ここは好みが分かれるところですよね~。「圧力IH」はお値段が高いのもちょっとデメリット。
絶対に忘れてはいけない内釜の種類
主な内釜の種類はこちらです。
鉄釜 | 発熱性に優れ、ステンレスよりも強い火力を引き出せる |
銅釜 | 一般的な鉄やステンレスよりも熱伝導率が高く、素早く均一に釜全体を加熱できる |
炭釜 | 熱伝導率の高さと遠赤外線効果により、短時間でムラなく加熱できる。傷が付きやすいので扱いには注意が必要 |
土鍋 | 高い蓄熱性と遠赤効果により、ゆっくりと熱が伝わるため、蒸らし効果と冷めにくいのが特長 |
熱伝導率を簡単に表すと
ステンレス<鉄釜<銅釜<炭釜<土鍋
ということでしょうか。
後はお値段と相談しながら、ということになりそうですが、熱伝導率が高く、むらなく加熱できるものが良いので、銅釜~土鍋から選ぶと良さそうですね。
蒸気が出ない炊飯器もあるよ♪
炊飯器には、炊飯時に蒸気口から蒸気を出すタイプと蒸気を排出しないタイプの製品があるそうです。
蒸気を排出しないタイプの製品ならば、炊飯時に本体上面にスペースを確保する必要がないので、設置場所で悩まなくて済みそうです。
蒸気を出すタイプの製品の中にも蒸気を控えめにするカット機能があるものもあるそうですよ。
我が家が選んだ炊飯器はこれ!三菱電機「本炭釜」
色々調べた結果、まずは我が家の炊飯器を選ぶ観点を次のように絞りました。
①うちは基本が玄米なので、玄米が美味しく炊けるもの
②うちは2人だから、3合炊きくらいの小ぶりなもので充分
③お値段もなるべく安く!3万円くらいまでで探したい!
で、見つけたのがこれ!
三菱電機「本炭釜」です。(三菱 NJ-SW067W IH炊飯ジャー 「本炭釜」3.5合)
加熱方式は圧力IHのものを選びたいところではありますが、やはり圧力IHはお値段がお高めというところがネック。
なので「IH炊飯器で内釜は厚めの熱伝導が良いもので、玄米の事も考えられていて、お値段3万円くらいまでのモノ」という観点で近所のヤマダ電機さんで見つけました。
この炊飯器の特徴は、もちろん内釜が「本炭釜」であるということ。
炭は金属とは異なり内釜全体が一気に発熱する唯一の素材だそうで、この釜は、炭99.9%で出来た職人による削りだし釜で、完成までに約100日を費やすんだそうです。
私が今回購入したNJ-SW067Wは7.5mm厚の釜底で、釜全体が均一に加熱され、お米の旨みを引き出してくれるとのこと。
また、内蓋から包み込むように遠赤外線を放射していて、お米の芯まで加熱してふっくらに仕上げてくれるのもポイント。
炊飯メニューは白米・無洗米・発芽米・胚芽米・玄米・雑穀米 おかゆ・すし・炊込み・おこわとあり、玄米の事もしっかり考えてくれている感じがGOOD!!
最近は取っ手の付いていないものも多いみたいですが、私はついていた方が移動するのに便利だよな~と思います。
そして重要ポイントのお値段ですが、うちの近所のヤマダ電機さんでは¥36,800(税抜)で販売されていたのですが、「うちの予算は3万円なんですけど~」と店員さんに言ってみたらなんと¥33,800に負けてくれました!
本音を言えばもう一声!と言いたいところですが、価格ドットコムで調べたら最安値が¥38,800と出てきたので「よっしゃ~!」とガッツポーズ。
実は私が今回購入したNJ-SW067W は型落ちで2017年05月21日には新製品のNJ-SW068W が発売されています。
こちらは内釜の底の厚さが10mmに改良されているのですが、価格ドットコムでは何故かこちらの商品の方が500円安い¥38,300で販売されていました。不思議。
※価格は2018年3月8日現在です。
追記:2019.11.22現在はこちらの商品はかなりお値段が下がっていました!2万円台で購入できますよ♪
もちろんAmazonや楽天でも販売していますがお値段は変わります。
「本釜」の玄米の炊きあがりとオススメ無農薬玄米
さっそく玄米を炊いてみました。
肝心の玄米の炊き上がりは、粒が立ち、お米がふっくらとしていました。
以前の炊飯器でも十分美味しく玄米を食べていたので、正直私は、「炊飯器替えただけでそんなに変んないんじゃないの~?」と思っていたのですが、違いました!
玄米なのに、なんというか、ふわ~っとしていて、でも胚芽の部分は香ばしい、という感じ。
何だか甘い。
この商品のおすすめポイントにも「口ほぐれが良い最高食感」と書かれていましたが、まさに「口ほぐれが良い」感じ♪
炊飯器で結構違うんですね~。
ただ、水の量でも硬さは大分変ります。
最初はメモリぴったりで炊いたらふわ~っとした感じでしたが、その後すこーしだけ水を少なめにして炊いてみたら、もう少ししっかりとした触感が楽しめました。
この辺はお好みで変えると良いですね。
今回は普通に炊いてしまいましたが、説明書をよく見てみたら、この炊飯器には「芳潤炊き」というものがあり、炊飯時間を長くすることで、お米の甘みやうまみをじっくりと引き出してくれるそうです。
もちろん「玄米芳潤炊き」も搭載されていて、「通常パサパサに炊ける玄米をもちもちで食べやすい玄米」に仕上げてくれるそうなので、今日は芳醇炊きにしてみます!
(2018.3.9追記:「芳潤炊き」にしてみたところ、旦那さまは「芳潤だ~!ふんわりしていてうまみが滲み出る感じ♡」と言っておりました。正直私はそんなに変わらないような気が…。でも、香りは良いかな。)
それから、注意点が二つ。
①玄米炊きの場合は「保温」をすると臭みが出るので「保温はせずに炊き上がったら電源を切る」と説明書に書かれていました。(私は知らずに普通に保温してましたが、次の日も美味しく頂きました♪)
②内釜(本炭釜)は割れやすいので、取り扱いにはくれぐれもご注意を!
また、我が家では玄米は「無農薬」のモノを選ぶようにしています。
私は6年近く前に「皮膚繊維肉腫」という癌を経験し、その頃から健康を考えて、主食を白米から玄米に替え、添加物や農薬の事も少し気にするようになりました。
残留農薬等については賛否両論ありますが、お米の農薬は胚芽の部分に溜まるとも言われているため、胚芽ごと食べる玄米の場合には普通の白米を食べる時よりもやっぱり農薬の事がとても気になります。
そこで見つけた、我が家で5年以上食べている玄米がこちら↓
福岡の「久保農園」というところの玄米を楽天市場で購入しています。
価格:2,500円 |
Amazonでも購入できます。お値段も一緒です。
完全無農薬で何より臭みも全くなく、すごく美味しいと思います。おすすめですよ。
商品詳細
今回ご紹介した【三菱 NJ-SW067W IH炊飯ジャー 「本炭釜」3.5合】の詳細です。
容量: 0.63L(3.5合炊き)
内釜:本炭釜(中央部 厚さ7.5mm)
本体サイズ:(約) 幅23.1×奥行28.9×高さ20.4cm
重量 :約4.3kg
消費電力: 750W
メニュー: 白米・無洗米・発芽米・胚芽米・玄米・雑穀米 おかゆ・すし・炊込み・おこわ
操作部 :バックライト液晶
付属品 :自立しゃもじ、合ピタカップ
炊飯器を買い換えたいけど、どれを選んだらいいのかわからない!!という方の参考になれば幸いです。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
たま子
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