昨年の夏は80をとうに超えた実家の母が熱中症になり、本当に大騒ぎでした( ゚Д゚)
正直、もうダメかなと思ったほど!
今年は本人も周りも絶対熱中症にはなるまい!と、とにかく予防を徹底しております!
親の介護は精神的にも大変ですが、親には残りの人生をできるだけ元気に幸せに過ごして欲しい。
そのためには回りにいる家族が予防法を学んで本人にわかりやすく説明した上で、見守ることが大事です!
今日は、私の試行錯誤の実体験を交えて、高齢者の熱中症の症状と特徴・予防法などをお伝えします!
目次
高齢者の熱中症は重症化しやすい!なる前の予防が何より大事!
こんにちは。50代の星になりたい★アラフィフブロガーたま子(tamakosan06)です。
毎日暑いですね(+o+)日本の夏は暑いだけでなく湿気が多いのが辛いんですよね~
高温多湿が進む日本では熱中症が増加していますが、高齢者の熱中症についてはまだまだ認識が薄い気がします。
熱中症はもちろん高齢者だけでなく、子供や外で働いている40~50代の男性などにも多いとされています。
でも熱中症になって入院を必要としたり、熱中症で死亡した人の割合をみると、80%は65歳以上の高齢者だそうです!
日本老年医学会の「日老医誌」によると、高齢者熱中症の特徴を明らかにするために2006年の7∼9月と2007年の7∼9月に名古屋掖済会病院救命救急センターを熱中症で受診し、入院となった65歳以上の高齢者を対象に熱中症に関する調査を行ったそうです。
その結果、研究期間中の熱中症受診104例中31例(31%)が入院となり、そのうち65歳以上高齢者は25例中20例(80%)が入院!
若年者79例中11例(13.9%)に比較して入院率がかなり高かったという報告があります。
また、高齢者の入院期間は特に長期となった事も報告されています。
入院症例のうち60%は自宅に退院する事はできなかったそうです。
この調査結果からも、高齢者の熱中症は重症化しやすいということがわかります。
私の母も、昨年の夏に熱中症になったときには3回も救急車で運ばれ、数日間でしたが入院を余儀なくされました。
2週間くらいは自宅でも点滴をしていて本当に本当に大変な騒ぎでした(+o+)
だからこそ、高齢者は特に「熱中症にならないように対策をとる」ことが重要だと身しみて実感しております!
高齢者の熱中症は自宅発症がもっとも多い?!
調査結果では、自宅にいて発症した例は16例で、入院を必要とした65歳以上高齢者の入院熱中症症例の80%を占めたそうです。
熱中症になる前にできる対策は?
対策その1:水分補給
・食事の時には必ず1杯
・お風呂の前後に1杯
・寝る前にも1杯
特に汗をかいたときなどは、水分とともに塩分や糖分などが調整されていて、体への吸収が早い「経口補水液」などを飲むことが勧められています。