更年期

更年期のホットフラッシュは夏に酷くなる?予防できる対策はあるの?

更年期のホットフラッシュがツライです。

今通っている婦人科の先生も言っていましたが、ホットフラッシュはやはり夏に悪化する方が多いようです。

私も特に今年の夏は酷くて、今までも突然カーッと背中のあたりが暑くなって汗が噴き出すという症状はありましたが、7月後半くらいからはその汗の量が今までと比べ物にならないくらい!

ちょっと台所に立って料理を始めた途端に汗が噴き出して目の中に入ってしまい、痛くて目が開けれなくて料理を断念することも!

ホントに困ります(-_-;)

そもそも何故、夏になると「ホットフラッシュ」の症状が悪化するのか。

今日は夏のホットフラッシュの悪化の原因と対策法について考えてみました。

夏に悪化するホットフラッシュ、その原因は?


ご無沙汰してしまいました。たま子です。

このところ、更年期障害の症状が酷くて、何もできずにいます。

たぶん、ここ最近の体調の悪さは台風が続いていたせいだと思います。

台風とか天気の悪い時は気圧が下がるため、自律神経がすぐ乱れてしまうのです。

旦那様には、天気予報よりも私の具合の方が、明日の天気が良くわかると言われているくらいです(+o+)

特にホットフラッシュの症状が酷くて何も手につかないという状態なのですが、そもそも何故、夏になるとホットフラッシュの症状が強くなってしまうのか?

考えられる原因は次の二つ。

・夏の暑さによる自律神経の乱れ
・冷房による下半身の冷え

夏は暑さで自律神経が乱れやすい上、体力の消耗も激しく無意識のうちにストレスも溜まりやすい。

そして、ホットフラッシュは下半身が冷えることで上半身がのぼせてしまうのが原因のひとつと言われていますが、実は夏の方が下半身は冷えやすいんですよね。

私のオフィスでも夏は冷房が効きすぎで、今はオフィスに着くとまずレッグウォーマーを足につけ、腰の周りにひざ掛けを巻きつけています!

それでも寒い!

なのに上半身はしょっちゅう、カーッとなって汗が噴き出しています。

夏にホットフラッシュが悪化する原因は、自律神経の乱れと冷えが大きく関係しているようです。

夏のホットフラッシュの悪化を防ぐ対処法は?

sevenpixx / Pixabay

さて、夏のホットフラッシュの悪化を防ぐには何がいいのか。

大切なのは自律神経の乱れを整えることと、下半身の冷えを解消すること。

それぞれの改善法を説明していきますね。

自律神経を整えるにはツボ押し&呼吸法が効果的!

以前にも書きましたが、自律神経の乱れを整えるのにツボ押しはかなり有効だと感じています。

ツボ押しの時に重要なのが「呼吸」です。

ツボ押し&呼吸ついては6/4のブログ↓にも書いていますので良かったら見てくださいね。

https://tamakosan.com/tsubooshi/

ここでちょっとツボ押し&呼吸法のおさらい。

たま子さんオススメのツボはこちら↓

【手のツボ】
・合谷(手の人差し指と親指の骨が交わるところのちょっと手前)
・労宮(手のひらの真ん中あたり)
・神門(手首の横じわのできるところの小指側少しくぼんだところ。)

【足のツボ】
・血海(ひざ上指3本分の内側)
・三陰交(内くるぶしの頂点から指4本分上にいったところ。)

呼吸はゆっくり吐いて、吸う時はお腹と胸を膨らますイメージで!

これで私は急に具合が悪くなっても落ち着いて対処出来るようになったと思っています。

まずは、ツボ押しと呼吸法で自律神経を整えること。

 

冷え性改善には全身浴と足首カイロがおすすめ!

そして肝心の冷え性を解消するにはどうしたらいいか。

このブログでも冷え性改善のための方法や冷え症改善に有効な食べ物などをご紹介してきました。

更年期の冷え・むくみを改善!今すぐできる解消法6選!足のすねのへこみの原因「むくみ」についてお伝えしています。特に「更年期のむくみ」対策を考えてみました。更年期には女性ホルモンのバランスが崩れ自律神経が乱れますが血液の流れやリンパの流れを調整しているのは実は自律神経なのです。自律神経を整えて更年期の「冷え・むくみ」をとる解消法6選!...

https://tamakosan.com/hieshoukaizen-1/

中でも下半身の冷えを解消するには、全身浴がおすすめです。

ホットフラッシュ改善のためには、半身浴でじっくりゆっくり下半身を温めるのがいいと聞いたことがあったのですが、半身浴だと上半身が冷えてしまって私はちょっと苦手と感じていました。

でも、「更年期の冷え・むくみを改善!今すぐできる解消法6選!で書いた通り、半身浴じゃなくても全身浴で10分浸かればいいそうです!

半身浴というのは心臓に負担をかけないための入浴法であって、健康な人が入浴する場合には「40°前後のお湯で10分」が、肌のためにもちょうどいいんだそうです。

シャワーで済ませてしまうことも多い我が家ですが、冷えを改善するためには、なるべく毎日、全身浴をして体を温めたいものです。

また、「更年期の冷え・むくみを改善!今すぐできる解消法6選!」でも書いていますが、足首(アキレス腱)に使い捨てカイロを当てておくのも効果的です!

夏にカイロというのもちょっと暑すぎるかもしれませんが、冷えを感じた時はぜひ一度試してみてくださいね♪

 

が、それでも夏の暑さにはやっぱりかなわない!

この噴き出す汗をどうにかできないものかと調べていたところ、こんなものを見つけました!

「汗止め帯」をバストトップの少し上をちょっときつめに縛っておくことで、顔や肩、首などの汗が抑えられるんだとか。

ちょっとエッチな感じですが、気にせずに…💦

こうして圧迫することによって、身体の中心部から遠い側の自律神経の機能が強制的に制御されるらしいです。

そこから上は副交感神経が優位になって汗が止まるのだそうです。

この方法、京都の舞妓さんや芸妓さんも夏場は使っていて、その知恵から編み出された商品だそうですよ。

ちなみにこれは産婦人科の先生が勧めていました。

商品もインターネットで2,000円~3,000円くらいで販売されています。

こういったグッズも上手に使って、何とかこの夏のホットフラッシュを乗り切りたいものです。

サプリも上手に利用しよう!エクオールの効果は?

エクオールについても以前書いていますが、エクオールというのは大豆イソフラボン「ダイゼイン」の代謝産物です。

エストロゲンに似た構造式で、ダイゼインよりもはるかに更年期症状の緩和薬として効果的なんだそうです。

じゃあ、納豆とか味噌とか毎日とってれば大丈夫かというと、大豆を食べていてもエクオールを作ることができる人は日本人だと女性の50%程度、欧米だと20~30%の人しかいないらしいのです!

 

なぜなら、ダイゼインからエクオールを作るのは、私たちの腸に住んでいる腸内細菌の持つメカニズムによるものだから。

 

つまり、エクオールを作ることのできる腸内細菌を持っているかどうかが重要な問題なのです!

 

これが、大豆イソフラボンが更年期障害に効くという人と効かないという人が混在する一つの理由であったと考えられているそうです。

エクオールの構造式はダイゼインに比べるとかなりエストロゲンに近いそうです。

エクオールそのものをサプリメントにしたものを、最近ネット広告などでよく見かけます。
このサプリメントが、かなり期待できるらしいんですよね〜

「ホルモン療法に近い効果が期待でき安全性も高い」と産婦人科の先生がご自身のブログに書かれていらっしゃいました。

まだこのサプリメントは世に出て間もないそうですが、理論的には非常に良いサプリメントだと言えるそうです。

実は以前、毎日納豆を食べるようにしていたのですがあまり効果を感じられず、やっぱり私はエクオールが作れないタイプかも?!と思っていたのですが、実はエクオールのサプリはまだ試していないのです。

なのでやっぱりエクオールのサプリメント試してみよー!と思いました。

エクオールのサプリも、最近は色々出てるみたいなので、どれが自分に合うのか、色々探して試してみようと思います。

(追記:探してみました↓)

更年期のホットフラッシュに効くエクオールサプリを大調査!ここのところまた、更年期症状にやられちゃってるアラフィフブロガーたま子です。 夏ごろにもかなりホットフラッシュが酷くなりましたが、...

(追記:エクオールを試してみましたが、あまりのホットフラッシュの辛さに負け、結局ホルモン療法を始めました↓)

https://tamakosan.com/kenko-kounenki-hormone/

良かったらこちらの記事も読んでみてくださいね↑

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

たま子