たま子の独り言

【感情コントロールが苦手なあなたへ】感情を自分で決める上手な方法

「感情は自分が決める!」
こう書いたものを、私は長いことトイレの壁に貼っていました。
実はそれくらい、感情のコントロールが苦手なんだと思います。
ちょっとしたことでイライラし始めると、自分でそのマイナスの感情を大きくしてしまい、余計に闇の中にはまっていくというか…。
でも感情を自分で決めることができたら、きっともっと「幸せ」に過ごせるということを私は知っています。
感情を自分で決めるにはどうしたらいいのか。
今日は改めて「感情」について自分の頭と心を整理したいと思います。

感情をコントロールするって難しい

おはようございます。たま子です。
昨日の夜はちょっと嫌なことがあって、何だかイライラ、モヤモヤ。夜中の2時くらいまで寝られなくて、今日は目が腫れて痛くて、なかなか起きれませんでした。
昨日も、自分でマイナスの感情を大きくしてしまい、考えても仕方のない問題を考えて大きく育ててしまったのだと思います。
怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の日本の第一人者である安藤俊介さんは、『私たちは、誰かとの関わりや何らかの出来事などによって感情が生まれると考えていますが、そうではなく、すべての感情は自分で決めているし、自分で選ぶことができるとおっしゃっています。
私の場合は怒りの感情よりも、不安とか悲しみといった感情を強く感じてしまうのですが、そういう感情すべて、やはり「感情は自分が決める」もの、「自分で決めることが出来る」ものなんですよね。
わかっているのに、マイナスの感情を抑えられず、増幅させてしまう…それは何故なんでしょうか?

原因は自分の思考の「クセ」

怒りなどの感情は突発的であることが多いそうですが、悲しみや悔しさやイライラなどの感情は持続的なことが多いと言います。
イヤな事があった時には後々まで引きづってしまったり、後になってからイヤな感情が強くなってぶり返してくることもありますよね?
私の場合、最初はちょっとしたことでイライラしてるな~と思っていただけでも、そのことについて考えているうちにどんどん他の悲しかったこととか、昔のことまで思い出しちゃったりして、自分でマイナスの感情を大きくしている気がします。

これは自分の思考の「クセ」が原因なのだと思っています。

 

私の嫌なクセBEST3は、

 

【過去のイヤなことまで思い出す】

過去の事まで思い出し、今の問題と一緒くたにしてしまうと、本当は小さな問題でも急に大きな問題になってしまいます。

 

【イヤな出来事を繰り返し思い出す】

繰り返し思い出すことは、「頭に強く記憶させるために有効な方法」だそうです。イヤなことを頭に強く記憶させてどうする!たま子!

 

【事実ではない悪い想像をする】

その日にあったイヤな事から、まだ実際には起きてもいない悪い事を、これから起こるかもしれないと勝手に想像して、実際の問題より大きくしてしまう。

 

ホント嫌なクセ!

 

「私もそうかも!」と思ったら、是非あなたもイヤな事があったときに、ちょっと考えてみてください。

 

自分がイヤな感情にとらわれている原因は、自分が悪い考えをしているのではないか?と。

 

過去のイヤなことまで思い出したりしていないか。

 

イヤな出来事を繰り返し思い出してはいないか。

 

まだ起きてもいない(事実ではない)悪い想像をしていないか。

 

マイナス感情の増幅をコントロールするには?

マイナスの感情を増幅させてしまう思考のクセ。
この癖を治すにはどうしたらいいのでしょうか?
トイレの壁に「感情は自分が決める!」と貼っておくのも、私的には結構効果的だったと思うのですが、ほかの方法も今回改めて検索してみました。
まず、「考えすぎない (アルファポリス文庫)」という本を書かれている本田時生さんという方のブログから一部抜粋させていただきました。
①悪い考えをやめて、いい考えをする。
②ヘタな考えをすることをやめて、うまく気分転換を計る。
・自分の気分転換法をたくさん作っておく。
・気分を変えるには、音楽(聴く、歌う)身体を動かす事は有効。

「考えてもしかたがないこと、そのままでもいいことのために、イヤな感情を持つことが多いのです。そんな時には、ヘタに考えをするよりも、うまく気分転換をし、今を楽しむことを工夫したほうがいい。」

ごもっともなご意見です。
「気分転換法」をたくさん作ってリスト化して、それもトイレに貼っておくとか。
うん、それもいいかもですね。
こんなのもありました。
中卒→大検→東大→永田町シンクタンク勤務→インドで得度という経歴を持つ独立派の出家僧で「これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活」という本を書かれている草薙龍瞬さんはこう書かれています。

『マイナスの感情を癒す秘訣は、感情のない状態をとりもどすことだと。

 

実は、感情には次の3種類しかないそうです。

①快の反応 ―― 喜び・うれしさ・楽しさなど
②不快の反応―― 怒り・不満・憂鬱・くやしさなど
③快でも不快でもない“ニュートラルな”状態

 

つまり、怒りも喜びもない“ニュートラルな”精神状態、「感情のない状態」に戻れるようになったら、心は劇的に健康になると。

 

感情のないニュートラルな状態がなぜ大事かというと、それが「心の基本」だからだそうです。

 

最近セレブの間で「瞑想」が流行っているとちょっと前にテレビで見ましたが、瞑想はまさにこの「感情のない状態」を作ることですよね。

 

やっぱり「瞑想」で「心を無にする(感情のない状態にする)」ことは大切な事なのですね。

 

これ、すごく参考になりました。

 

ちょっとイライラしてるな、と思ったら、そのマイナスの感情を増幅させてしまう前に、心をニュートラルな状態にすることを心がけてみたいと思います。

 

でも、昔、知り合いのお寺で「座禅」をさせていただいたのですが、「心を無にする」って難しいんですよね~!気が付くとあれこれと考えて雑念の海!!

 

心をニュートラルな状態にするにはどうすればいいの?

心をニュートラルな状態にするコツは、「感覚に意識を向けること」だそうです。

 

一番簡単な方法は、深呼吸して、鼻孔の感覚や、おなかのふくらみ・縮みを感じ取ること。

 

「吸う」を「1」、「吐く」を「2」と数えて、10まで数えるというのもいいそうです。

 

また、手をグーと握って、パーと開き、その「手の感覚」を意識したり、道を歩くときに、歩数を1、2と数えて、100までやってみるというのもあり。
とにかく意識を「感情」ではなく「感覚」に強制的に向けるということだと私は解釈しました。
うん、これなら出来そう!

「感情」って自分ではどうにもできなくなって爆発させてしまって後悔するってことがよくあるけど、こうした心掛けで感情をコントロールすることは、自分の生活をより良いものにしていくことに必ずつながっていくと思います。

 

ムダな考えに気を取られない。落ちこまない。

まだまだこれから、もっと自分を好きになって、もっともっと幸せになるために、改めて、「感情は自分が決める!」を心に刻み込んでおきたいと思います。
トイレにもまた貼っとくかな~!!
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
たま子

 

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